職場では、
「何度も説明しているのに伝わらない」
という声をよく耳にします。
- 丁寧に説明した。
- 資料も共有した。
- 必要な情報も伝えた。
それでも、
相手の理解や行動が期待したものにならない。
こうした状況は少なくありません。
なぜ伝わらないのか
私たちは、
伝え方だけが問題とは限らない
と考えています。
人はそれぞれ、
- 異なる経験
- 異なる価値観
- 異なる前提
を持っています。
同じ言葉を聞いても、
その意味の受け取り方は人によって異なります。
また、
議論の場では、
- そもそも何が問題なのか
- 何を目指しているのか
についての認識が揃っていないまま話が進むこともあります。
その結果、
お互いに話しているつもりでも、
実際には異なることを考えている状態が生まれます。
現場で起きていること
例えば、
- 上司は「主体性」を期待している。
- 部下は「指示が欲しい」と思っている。
お互いに話しているつもりでも、
会話がかみ合わないことがあります。
また、
会議では活発に議論しているのに、
結論や行動につながらないこともあります。
そこでは、
言葉の問題ではなく、
前提や認識のズレ
が起きています。
本当に必要なこと
重要なのは、
相手を説得することではありません。
まず、
相手が何を見ているのか
何を前提に考えているのか
を理解することです。
そして、
問題や目的に対する共通認識をつくること
が必要になります。
私たちの考え方
私たちは、
伝える技術だけでは十分ではないと考えています。
重要なのは、
相手の見方や前提を理解すること
問題認識を共有すること
そのうえで対話を進めること
です。
認識のズレが整理されると、
対話の質が変わります。
そして、
対話が変わると、意思決定や行動も変わっていきます。
関連する取り組み
こうした課題に対しては、
対話や思考の質を高めるプログラムが有効です。
他者に働きかけ、行動を引き出す対話のプログラム
DialogueWorks(ダイアローグワークス)
思考と議論の質を高めるプログラム
Precision Questioning & Answering(精密に考える思考のツール)